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明石民間救急『心理相談室』のページをご覧いただきましてありがとうございます。看護師で公認心理師の石井弥生と申します。
当相談室では、民間救急の搬送業務がないときにご予約を入れさせていただきます。また、当面の間は相談用の部屋を持たず「訪問型カウンセリング」というかたちを取らせていただきます。詳しくは下記をご覧ください。
訪問カウンセリングとは

近年、不登校やひきこもり、また介護等のために長時間家を離れることができない方などに向け、セラピストがクライエントの家などに赴いて行う「訪問型カウンセリング」へのニーズが高まってきています。
看護師による訪問看護、医師による訪問診療、薬剤師やソーシャルワーカーなどによる自宅訪問があるように、臨床心理士や公認心理師がご自宅に訪問しカウンセリングや心理相談を行うことを一般的に訪問カウンセリングと呼びます。
・身体・精神の疾患や障がいなどにより外出が難しいご本人様やそのご家族様
・ご家族の介護等で外出が困難な方
・安静が必要な妊産婦の方や、乳幼児期のお子様の育児で家を空けられない方
など外出することが難しいという理由により、これまで外部の相談機関でカウンセリングを受けることができなかった方やそのご家族様にご利用いただくことができます。
話しやすい環境で話したいことだけを

カウンセリングや心理相談のために初めてのところに行くのは緊張や不安を伴いますが、「訪問カウンセリング」をご利用いただきますと、ご自身にとって安心できる普段過ごしておられる環境でお話をおうかがいすることができます。
訪問カウンセリングを受けていただくにあたって、特別に準備していただくものは何もありません。ご相談のかたちは、相談者様の身体・精神症状に合わせて柔軟に対応いたします。例えば症状により起き上がれない方ですと、ベッドサイドでお話をおうかがいすることも可能です。

また、「カウンセリングというと幼少期のことや過去の辛い出来事なんかを話さなくてはならないの?」「それってかえってしんどくならないの?」といった心配をされる方があるかも知れませんが…。当相談室ではその日その時にお話されたい内容でお話をしていただきます。
こころの状態を軽くするために上記の様な内容のお話をうかがう必要がある場合でも、ご本人様の身体的・心理的な状態に合わせてお話をおうかがいします。 心理的な課題について一歩踏み込んで考えるタイミングは人それぞれ違います。その方に相応しいタイミングで、ご自身らしさを失うことなく最大限の配慮をしながら、心の整理をされるお手伝いをさせていただきます。
こころの荷物を軽く

人が人として社会の中で生きていく限り、多かれ少なかれ皆こころに荷物を背負っています。大きいけれど軽い荷物、小さいけれど重い荷物、様々な荷物があります。また、同じ荷物でも人によって重く感じたり軽く感じたりするでしょうし、背負う人が同じでも、身体や心が弱っている場合は普段より重く感じることでしょう。こころの荷物は完全におろしてしまうことはできないのかも知れません。でも少しの間おろして休んだり、誰かの手を借りて一緒に運んでもらったり、何か工夫をすることで軽くすることが可能なはずです。こころの荷物を軽くして「人生」という道を足取り軽く歩いて行きましょう。先の景色も違って見えてくるかも知れません。

私自身、もうずい分若い頃のことになりますが、精神的に不調を来した時期がありました。それは誰でもが抱えたことのある悩み事、心配事、誰でもが経験する人間関係のストレスや日々の疲れ…。そんなことの積み重ねと、誰にも心配をかけないでおこうとして自分一人で抱え込み、それが何年も続いたことが大きく影響しています。友人もたくさんいましたし、頼れる家族の存在もありましたが、本当に苦しんでいることについては誰にも話せずにいました。誰にも心配をかけることなく「いつもの私」で「いつもの生活」を続けていたかったのです。でもその頑張りがかえって様々なところに歪みを生じさせ、自分らしさを失い、自分が自分ではなくなり、完全に自分を失い…。やがては大切な人と距離ができてしまうばかりか、本当に大切な人を傷つけたり、大切な人を失ってしまったりすることに繋がってしまいます。

人のこころは、思っている以上にもろく壊れやすいものです。頑張り過ぎず、決して一人で抱え込むことのないように、できるだけ早めに誰かに助けを求めましょう。 また逆に、こころは想像以上に強くて丈夫で、様々な状況に適応していくしなやかさも持ち合わせています。何か問題が起こっても、適切に対処することで好転することも期待できます。
専門機関との連携

心の不調や生きづらさについて、わかりやすく「こころの荷物」と表現しましたが、こころの荷物では説明しきれない場合があります。それは「こころの病気」「精神疾患」です。同じように「眠れない」「気分が落ち込む」などの症状でも、カウンセリングや心理療法である程度症状が軽減するものもありますが、うつ病や双極性障害、統合失調症などの疾患が背景にあり、専門医の診察や治療が必要なケースも多くあります。
私は精神科の病院で看護師として16年間働いた経験があります。お話をおうかがいする中で、またご本人様の様子から、専門医の診察や治療が必要であると判断した場合は、その旨をお伝えして受診をおすすめすることがあります。受診先の医療機関についても、ご相談に応じられる場合がございます。一緒に考えていきましょう。
ご利用にあたって

私は「明石民間救急」の乗務員として患者様を搬送する業務を中心としており、心理相談室の仕事は空いた時間でさせていただくことになります。そのため、日時のご希望に添えない場合がございますが、ご了承の上まずは、明石民間救急の電話📞070-7655-1199 でご相談(ご予約)または、当ホームページの「お問い合わせ」フォームをご使用ください。
・ご利用の対象は、明石民間救急のご利用者様とご家族様を優先させていただきますが、ご利用でない方もお気軽にご相談ください。
・精神科クリニック様などからのご紹介の方は、その旨お伝えいただいて一度ご相談ください。
・ご利用は女性の方に限らせていただきます。男性の方の場合、どなたか女性の方のご同席をお願いいたします。
・精神科、心療内科などに通院中の方は、事前に必ず主治医に相談し許可をもらってください。

※ 訪問カウンセリングでご自宅へお伺いする時は、事業所名が入っていない軽自動車を使用して私服にて訪問いたします。
ご利用料金について

『心理相談室のご利用料金』
※ 1セッション 50分 5,500円
※ 延長した場合は 10分ごとに 1,100円 加算
・事業所から自動車にて片道30分まで、または15kmまでの訪問では、出張料金・交通費はいただきません。それを超える場合はご相談ください。
・公共の乗り物を利用しておうかがいした場合の交通費、または近隣のコインパーキング等に車を駐車しておうかがいした場合は、申し訳ありませんがかかった費用を実費で申し受けます。
・交通事情等でお約束した時間を過ぎた場合は、到着時間から算出せていただきます。
・飲み物は持参しますので、お気遣いのないようによろしくお願いいたします。